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チラシデザイン

Webマーケティングが注目を集めているといえど、今もなお集客において重要なのが「チラシ」です。そしてチラシに関するデザインはよく誤解されがちなテーマでもあります。チラシの原則は誰に何を伝えたいのかを明確にすることです。

本コンテンツではチラシのデザインのポイントについて説明します。

参考:工務店のチラシ集客のやり方とコツ~ターゲット、デザイン、費用対効果~

本コンテンツで学習できること
  1. チラシのデザインのポイント5つ
  2. チラシ制作の体制の注意点

本コンテンツの学習にかかる目安時間は5分〜10分程度です。


良いチラシ≠ハイデザイン

チラシに関するありがちな誤解の一つが「デザイン力の高い、ハイセンスなチラシの方が反響率は高いのではないか」ということです。一般論としてハイセンスなチラシで攻めるよりも、ベタベタを狙った方が反響率は高くなります。

チラシにおける良いデザインとはお洒落であることではなく、見る人への訴求ポイントが見やすく掲載されていることです。この条件を満たしているのであれば従業員が作った手書きのチラシでも充分に効果がでます。

チラシデザインで気を付けたい5つのポイント

チラシをデザインする前提として「誰に何を伝えたいのか」を明確にしてください。これはチラシに限らず全ての集客手段に共通することです。その上で次のような5つのデザインテクニックを駆使することによりチラシの反響率は高まります。

チラシ内の要素にメリハリをつける

工務店チラシにはさまざまな情報が掲載されますが、各情報の重要度はもちろん異なります。

例えば、リフォームのチラシを作成するために商品を用意するとして、原価スレスレで目玉商品として掲載するメニューと普段程度の価格帯で掲載している商品は同じスペースとはなりません。もちろん目玉商品は紙面の多くを割き、赤や黄色を使った目立った装飾を行い、普段程度の商品のスペースは小さめ、目玉商品を目立たせるために装飾も過度に行うべきではありません。

このようにチラシ内の構成要素によって、どの程度目立たせるべきかは異なるはずなので、チラシ内に掲載したい要素をリスト化した上で、それらの中で重要度をランク付けする作業が必要になります。

各パーツを分かりやすくレイアウトする

一般的に縦長のチラシは左上→右上→左下→右下の順番(Zの形)、横長のチラシは右上→右下→左上→左下(Nを反転させた形)にユーザーの視線は移動すると言われています。そのため、チラシのレイアウトを考える際は、この視線の流れに合わせて重要なものから要素を配置するのが良いでしょう。

また、要素同士が離れているとごちゃごちゃして見にくい印象になってしまう、ユーザーが初見で情報を把握することが困難になるので各パーツ同士には間隔を設けて理解しやすい紙面構成を考えてください。

文字は多くても良いが無駄な要素は削る

チラシについて文字量が多いと読まれる確率が低下するのではないかと考えられることもありますが、実は文字の多さがそれほど反響を下げることはありません。実際に住宅やリフォームのことを考えている消費者はチラシに興味があるし、多くの情報を得たいと思っているので文字の量が多いチラシでも意外と読んでくれます。

例えば、「工務店のこだわり」などの要素は文字数が多くてもユーザーの関心が高いので盛り込むべきケースが多いです。

ただし、無駄な要素は削る必要があります。例えば、リフォーム商品を紹介する場合は冗長に文章で特徴を記載するのではなく10文字から15文字程度で箇条書きで特徴を列挙した方が良いです。

チラシが完成した場合も無駄な要素はないか、もっと簡略的に表記できないかを常に見直すようにしてください。

チラシに使う色味を意識する

チラシを作成する際に重要なのが色味です。例えば、購買意欲を刺激するなら「赤色」、高級感を演出するなら「黒」「紫」、落ち着いた印象を与えるなら「青」といったように色に対して消費者が持つ一般的なイメージがあります。

印象を加味して色を活用することにより、工務店側で消費者が抱くイメージをコントロールできるようになるのでチラシに使う色味については完成前にチェックしましょう。ちなみに、一般的にはチラシには暖色系の色味を用いた方が良い、高級感を与えるためには黒などの色味を使う、青などの寒色は基本的に使用しない方が良いと言われています。

チラシから次の導線は複数設置しておく

チラシは消費者に読んでもらうだけではなく、Webサイトをチェックしたり、電話で問い合わせをしたり、展示場イベントに来場にしたりと次の行動を促してこそ意味があります。

読者に次の行動を促すためには、チラシ内に複数の問い合わせ導線を設置することがポイントです。例えば、電話番号だけしか導線がないチラシとWebサイトの問い合わせフォームのQRコードや電話番号、メールアドレスなどが盛り込まれたチラシでは後者の方が反響は高くなる傾向があります。

ただし、問い合わせ導線を一か所に集中させると、くどい印象を消費者に与えるためチラシの紙面に分散させて見せ方を少しずつ変えながら設置しなければなりません。工務店の場合、1チラシにつき最低2~3導線程度は設置することを意識してください。

工務店チラシの骨子は外注しない

工務店の場合、社内にデザイナーなどを雇うのが難しいのでチラシ作成を外注しているケースも多いと考えられます。もちろん、チラシを完成させるためには様々なデザインソフトを使いこなし、印刷に関する知識が必要になるので適宜外注先を活用する必要はありますが、丸投げしてしまうと反響率が低くなります。

外注先はデザインやチラシのプロであったとしても、工務店が取り扱っている商材自体に詳しいわけではないからです。チラシで成果を上げるためには、どのような商材をプッシュしたい、工務店にどのようなイメージを持って欲しい、チラシからの誘導先には何を想定しているなど工務店側で要件定義した上で、デザイナーに依頼する必要があります。

チラシの骨子の部分についてはできるだけ社内の営業担当者や経営管理層が関わるようにして、チラシの成果について社内で責任を持てる体制でマーケティングに臨んでください。

デザインに拘ればチラシの反響率は改善する

同じような要素が含まれたチラシだったとしても、チラシのデザイン次第で反響率は数倍から10倍程度は改善すると言われています。ただし、「かっこいい≠成果」が出るという点には注意が必要です。

チラシの本質はユーザーが知りたいことを分かりやすく伝えることなので、何を消費者に伝えたいかは外部のデザイナーに頼るのではなく、工務店内で明確にしなければなりません。

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