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プロが教える工務店のWeb集客の悩みを解決する20個の方法

工務店のWeb集客における悩みを解決するために、マーケティングのプロフェッショナルチームである工務店マーケ編集部が合計20個の解決策をご紹介いたします。

工務店の業績を安定させるためには「集客」を安定させることが不可欠です。しかしながら、十分に集客できているという工務店はそう多くなく、どの工務店・設計事務所・リフォーム会社などの住宅会社様でも、「リスティング広告を始めたいけれどどこから手をつけたらいいかわからない」「ホームページをどんな風に改善すればいいか」「SNSの運用をしているけれどフォロワーが集まらない」といった「集客に対する悩み」を抱えています。

本コンテンツでは、そんな工務店の「集客の悩み」を解消すべく、Web集客に焦点を絞ってより効率的に集客するための手段を解説していきます。

Web以外にイベントやチラシについて悩みを抱えている方については、こちらのコンテンツをお勧めいたします。

参考:工務店のチラシ集客のやり方とコツ~ターゲット、デザイン、費用対効果~
参考:工務店の集客イベント10選~具体例とマーケティング手法について~

本コンテンツで学習できること
  1. 集客の悩みを解決するための合計「20個」の方法
  2. ホームページ経由で問い合わせを集める3×3+1=10個の方法
  3. SNS経由でお問い合わせを集める5つの方法
  4. MEOでお問い合わせを集める方法
  5. 外部サイト経由でお問い合わせを集める4つの方法

本コンテンツの学習にかかる目安時間は5分〜10分程度です。


工務店の集客の悩みを解消するためのWeb集客の全体像

工務店の集客の悩みを解消するためにまず強化したいのはなんといっても、Web集客です。

チラシや交通広告などを見てお問い合わせするお客様もホームページは必ず閲覧されますし、Webは効果を計測しやすいため、まず取り組みたいところです。

工務店がWebから問い合わせを獲得する方法は大きく分けると次の4つとなります。

  • パターン1:ホームページ経由で問い合わせを集める
  • パターン2:SNS経由で問い合わせを集める
  • パターン3:MEOで問い合わせを集める
  • パターン4:外部サイト経由で問い合わせを集める

4つそれぞれのパターンに複数の施策があり、一部の掛け合わせも含めると合計20個の打ち手が考えられます。

Web集客に取り組む前に抑えておくべきポイント

集客予算の設定方法

工務店の集客の悩みを解決するため、Web集客の打ち手を実行する前に、まずは予算の設定が必要です。

集客にかけるべき予算は高すぎても低すぎてもいけません。一般的な目安は平均契約金額の3%ですが、工務店のビジネスモデルごとにかけるべき広告予算は異なります。受注金額の平均単価、営業における成約率を勘案して、1件問い合わせを発生させる際の具体的な広告費の目安を設定します。

詳しくは工務店マーケ内の「より効率的に集客を!CPAの改善方法」を確認してください。

集客の悩みを解消するには営業との連携も必要

集客だけに悩んでも最終的な効果である契約棟数は上げられません。工務店の場合は、Webで集客してリアルで営業してはじめて受注に至ります。そのため集客と営業は連動していると考えるべきです。工務店営業の手法については「住宅営業と売上アップの秘訣」をご確認ください。

問い合わせを獲得する方法 パターン1:ホームページ経由で問い合わせを集める

色々な手法があって悩まれるかもしれませんが、ホームページ経由で問い合わせを獲得する手法は、ホームページのタイプで3パターン、集客の仕方で3パターンの3×3=9つのパターン+その他施策1つの合計10の集客施策が考えられます。

工務店が集客用に作成するホームページ3パターン

一口にホームページといっても大きく3つの種類があります。

コーポレートサイト

いわゆる会社紹介のためのホームページのことを指します。会社概要や社長のあいさつ、スタッフ紹介、問い合わせフォームなどのコンテンツによって構成されています。集客に悩んでいる工務店はコーポレートサイトを活用してWeb集客を実施しようとしているケースも多いですが、コーポレートサイトを活用したWeb集客は基本的にうまくいかない傾向にあります。

マーケティングサイト

問い合わせを獲得するために構築するホームページです。ブランドサイトという風に呼ぶこともあります。

工務店が建てる家がどんなものかがわかる情報が載っており、施工事例等でお客様にどんな家を建てられるのか理解していただくホームページです。

家を建てるためのお役立ち情報、メルマガの案内、イベントの紹介など工務店が問い合わせを獲得するために特化して構築します。資料請求やお問い合わせ用のフォームを組み込んで、実際にリード顧客を獲得するためのホームページになります。

コツコツとコンテンツを作成し、ホームページを作りこんでいけばSEO順位上昇が見込まれ、コストパフォーマンスの良い問い合わせ獲得源としての成長が見込めます。

ランディングページ

ランディングページとは広義では、検索した際にホームページの中で初めて着地したページのことを指しますが、ここでは狭義の、訪問者のアクションを誘導することに特化した縦長のレイアウトのページのことを解説します。

ランディングページは、マーケティングサイト同様に問い合わせを獲得することに特化したページですが、コンテンツ量はわざと減らして、1枚ものの長いWページとしてユーザーを読み込ませる作りとなっているのが特徴です。

有料の集客手法と相性が良く、特に後述するリスティング広告とランディングページを組み合わせた問い合わせ獲得手法はどの業種、業界でも活用されています。

また、ランディングページを問い合わせ獲得できるように最適化する作業をLPOと呼びます。詳しくは「LPO(ランディングページ最適化)のやり方」を確認してください。

コラム:問い合わせ率に重大な影響を与える問い合わせフォーム
これら3種類の手法を駆使しているけれども成果が上がらないといった工務店は問い合わせフォームのせいでユーザーが離脱している可能性も考えられます。問い合わせフォームを最適化して問い合わせ率を増やす手法はEFOと呼ばれています。詳しくは「EFO 申し込みフォームを改善する方法」を確認してください。

ホームページを用いた集客の仕方3パターン

検索エンジンの検索結果からホームページに集客する(SEO)

検索エンジンの検索結果に自社のホームページを表示、そこからアクセスを獲得する手法のことを指します。

日本においてはGoogleとYahoo!が2大検索エンジンとなっていますが、具体的にどうった仕組みでホームページが順位付けされているかは公表されていません。この仕組みを推察し、検索エンジンにおける表示結果上位を狙う手法のことをSEO対策と呼びます。

SEO対策のためには、ホームページに訪れたお客さまが読みたいと思うようなコンテンツを作り込んで行くことが大切です。

SEO対策の詳しい内容については「工務店向けSEO対策 基礎講座」を確認してください。

リスティング広告を用いてホームページに集客する

リスティング広告とは検索エンジンにおける検索結果に表示される広告のことを指します。オーソドックスな広告手法で、すでに<ニーズが顕在化したユーザーをピンポイントで獲得する際に用いることが多い手法です。

詳しくは「リスティング広告とは?工務店が活用するメリットと広告設定」を確認してください。

ディスプレイ(バナー)広告を用いてホームページに集客する

ディスプレイ広告とはホームページやアプリなどの広告枠に自社の広告を表示させるタイプの広告のことを指します。リスティング広告が顕在化しているニーズを狙うのに対して、ディスプレイ広告は「30代、男性」といったように潜在的なユーザー層に広告を表示させて、そのユーザーの認知度を高め反響を獲得するタイプの広告です。

派生タイプとして自社ホームページを見たお客様を追いかけて、その人が見ているホームページの広告枠に自社サービスの広告を表示する「リマーケティング(リターゲティング)」と呼ばれる広告手法もあります。

ディスプレイ広告については「ディスプレイ広告とは?工務店のメリットデメリット」を確認してください。

その他のホームページへの集客方法

オーソドックスな集客の仕方は上記の3パターンですが、SNS広告やグーグルマップ検索など他の手法を活用してホームページにアクセスを集める手法もあります。おすすめはメルマガによる集客で、メルマガからイベントなどのランディングページに誘導して問い合わせを獲得する手法は効率が良いです。

メルマガによる集客については「工務店がニュースレターを発行するときのポイント」をチェックしてください。

問い合わせを獲得する方法 パターン2:SNS経由で問い合わせを集める

FacebookやLINE。TwitterなどのSNSを活用して、閲覧者を増やして問い合わせを獲得する手法もあります。SNS集客の特徴はフォロワー(友達)になってもらえば投稿が随時ユーザーのタイムラインに表示されるので、自然とユーザーの目にとまり既読率は高くなりやすいことにあります。工務店マーケ内では各SNSについてコンテンツを用意しています。

特に工務店集客においては画像を用いたSNSとの相性がよく、インスタグラムはまず押さえておきたいSNSです。工務店の活用事例を解説しておりますので、ぜひご一読ください。

LINE:LINE公式アカウントで集客する方法
Twitter:工務店がtwitterで集客する方法
Instagram:インスタグラム(Instagram)の新機能とその活用法【2022年版】
Facebook:工務店のfacebook活用法
YouTube:工務店のYouTube動画集客戦略~企画例つき~

問い合わせを獲得する方法 パターン3:MEOで問い合わせを集める

MEOとはGoogleマップ上の検索結果に自工務店の情報を表示、そこから問い合わせを獲得する集客手法のことを指します。検索結果の最上部に表示されスマホなどで見ている場合、そのままマップから経路検索してお店までの道のりを調べるといったユーザーも多いので、特に来店型のビジネスの場合成果を上げやすい傾向にあります。

GoogleMAPで口コミの確認したのちに来店するといったように、活用するユーザーもいるので、情報を拡充しておくことが大切です。

MEOのメリット・実施ポイントについては「工務店のMEO対策」を確認してください。

問い合わせを獲得する方法 パターン4:外部サイト経由で問い合わせを集める

上記3パターン以外にも工務店集客に役立つホームページ・サービスはたくさんあります。例えばSUUMO注文住宅やHouzzといったような工務店と住宅を建てたい人をつなげるマッチングサービスやPinterestやRoom Clipのようなインテリアコーディネートを共有するアプリ経由でも問い合わせの獲得は期待できます。詳しくは工務店マーケ内の次のコンテンツをご確認ください。

Houzz:工務店の集客に無料で使えるHouzzの始め方から使い方まで
Pinterest:Pinterest(ピンタレスト)の特徴と始め方 初級編
RoomClip:RoomClip(ルームクリップ)の始め方と使い方
その他サービス:ポータルサイトを利用した工務店集客

Webを活用してもう工務店集客に悩まない

Web集客のパターンを知っていれば工務店集客に悩む必要はありません。

本コンテンツでは工務店のWeb集客の概要と工務店マーケ内のおすすめコンテンツを紹介しました。工務店マーケ内には本コンテンツで紹介したもの以外にもまだまだ工務店集客に役立つコンテンツが用意されています。

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