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ウェブマーケティング

工務店においてもホームページ経由で住宅の相談を受けることが当たり前になってきました。

お客様が家を建てたい、リフォームしたいと思えばGoogleなどの検索エンジンで「注文住宅 〇〇市」や「〇〇市 リフォーム」といった検索キーワードで探しますし、相談する工務店の候補をモデルハウスの見学会のチラシを見て興味を持てば、とりあえずどんな会社が開催しているのかホームページを調べます。

このような時代でありながら、とりあえずホームページを作ったは良いけれども問い合わせが来ないと悩んでいる工務店も数多く存在します。こういった企業はホームページを作ったこと自体に満足してしまい、問い合わせを獲得することまで考慮できていないケースが多いです。

改めて、工務店がホームページを使ってWeb集客をして問い合わせを獲得するために必要なことについて紹介します。

本コンテンツの目次

工務店がホームページ集客をする3つのメリット

Web集客を成功させるためには、まずWeb集客そのものの性質について知らなければなりません。Web集客は魔法の手段ではなく、下手なやり方だとチラシやDMの方が費用対効果は良いこともままあります。そもそもホームページ・Web集客は次の3つの性質を持っています。

ホームページ・Web集客の3つの性質
  • 低単価で多くのユーザーに自社のことを知ってもらえる
  • チラシなどの各種集客施策のコストパフォーマンスを改善できる
  • 費用対効果が分析しやすく広告のPDCAを回しやすい

低単価で多くのユーザーに自社のことを知ってもらえる

よくホームページは「24時間働き続けられる営業マン」であると例えられることがあります。

工務店の会社情報や開催するイベント、スタッフ紹介や連絡先などホームページに公開しておけばユーザーは好きなタイミングで好きな情報を収集できるので、営業マンからいちいち説明を受ける必要はありません。

さらに、ホームページ制作のための初期費用は掛かりますが、一度完成すれば月々数千円のサーバー代だけで半永久的に設置しておくことが可能となります。ユーザーとの接点としてホームページはコストパフォーマンスが良いツールです。

チラシなどの各種集客施策のコストパフォーマンスを改善できる

自社のホームページに辿りつくのはたまたまネットサーフィンで自社のページに辿りついたユーザーだけではありません。むしろ、配られているチラシや野立て看板などのオフライン媒体はもちろん、インスタグラム(Instagram)などのSNSなどで「〇〇工務店」や「〇〇建設」などの会社名や屋号を目にしてどんな工務店なのか調べてみたといったユーザーの方も多くいます。

こういったユーザーがホームページを検索したときに見つからなければ「この会社は大丈夫なのか?」「とても小さい会社ではないのか?」という印象を受けますし、逆にしっかりしたホームページだと「情報をきちんと開示していて信頼できる」「雰囲気の良い企業だな」といった印象を持たせられます。

結果として、ホームページを持っていることはチラシや看板などリアル系集客のパフォーマンス改善にもつながります。

費用対効果が分析しやすく広告のPDCAを回しやすい

Web集客の場合、アクセス解析ツールを導入することにより、どのような経路でどの位のユーザーが来たのか、そのうち何件問い合わせにつながったのか、広告の投資対効果はどうなっているのかなど通常の集客策では計測できないデータまで細かく取得できます。

住宅業界の場合、特に注文住宅などは成約1件当たりの単価が大きいのであまり広告の費用対効果について分析している工務店も少ないかもしれませんが、Web集客でコストパフォーマンスを細かく分析することによって企業としての収益性を高めることができます。

工務店ホームページ集客の5つのポイント

ホームページ集客はリアル系集客と組み合わせることによって効果を発揮して、工務店の収益性を高め、業績の飛躍にもつながります。

ただし、実際にはホームページで問い合わせをガンガン獲得できている代理店はごくわずかです。その理由は次の工務店がホームページ集客で成功するにあたって心掛けるべき5つのポイントを見落としていることが多いからです。

ホームページ集客で成功するにあたって心掛けるべき5つのポイント
  • 「作っただけではダメ」と肝に銘じる
  • お客様が「工務店に求めていること」を考える
  • 作りっぱなしにせずきちんと更新し続ける
  • SEO・MEO・Web広告、SNSなどで人を集める
  • 問い合わせがあったお客様は丁寧に管理する

「作っただけではダメ」と肝に銘じる

現代においてホームページを持つということはそれほど珍しいわけではありません。おそらく工務店だけでも数万、数十万のホームページが存在するはずです。そのため工務店がただ自社のことを紹介するホームページを公開しただけでは、数多ある工務店情報の中に埋もれてしまいます。

当たり前ですが、ホームページを作っただけではダメでお客様にどのように見てもらうかという視点は工務店のWeb集客において非常に重要なポイントとなります。

お客様が「工務店に求めていること」を考える

ホームページにお客様を集めてその工務店の良さを知ってもらい問い合わせに繋げるためには、お客様が「工務店に求めていること」を追求しなければなりません。

例えばリフォームの場合、価格の不明瞭さについてお客様からしばしば不満が上がりますが、ホームページにある程度の料金体系を書いておくだけでお客様は安心します。

注文住宅の場合もいきなり住宅を建てる相談に行くのは勇気がいる場合があるので、まず見学会や勉強会で情報を収集したいと考える方も多くいます。そのため住宅検討層向けのイベント開催情報などはホームページ集客において重要情報ですし、施工事例などもしっかりと載せることで自社の家づくりに興味を持ってもらうことができます。

これらはほんの一部ですが、このようにお客様が「工務店に求めていること」を追求することにより、集客・問い合わせが発生しやすいホームページとなります。

作りっぱなしにせずきちんと更新し続ける

ホームページは中途半端に更新するのが一番よくありません。更新情報が掲載されていて最初は定期的に更新されていたのに、いつの間にか年単位で更新が止まっているホームページを見るとお客様は「この工務店は今もやっているのだろうか」「あまり真面目に営業している様子が無いな」と思って不安になってしまいます。

もちろん毎日更新する必要はありませんが、ホームページを作った限りはイベントや新メンバーの加入など節目に合わせてきちんと更新した方が良いです。イベント情報などは月に1回程度更新をして会社として動いていることをアピールすることも大切です。(意外とこれができている工務店も少ないのでチャンスです)

ちなみにホームページで一切集客しない、とりあえず自社のことを検索したお客様が概要を調べられればそれで良いという場合はあえて更新せず、更新情報もホームページ上に掲載しないというのも一つの手としてありますが、よほど他の集客方法でうまくいっているケースを除けばオススメはしません。

SEO・MEO・Web広告、SNSなどで人を集める

ホームページへの集客手法はたくさんあります。例えば、Google、Yahoo!などの検索エンジン経由でユーザーを呼ぶSEO・MEO対策、リスティング広告・バナー広告などのWeb広告、FacebookやTwitterなどのSNSといった様々な手法で工務店のホームページに来るユーザーを増やせます。

また、通常の集客と比較してWeb集客は費用対効果を分析しやすい特徴があるので、集客の改善も客観的なデータに基づきながら実施できます。

問い合わせがあったお客様は丁寧に管理する

ホームページ経由でお客様からお問い合わせがあったものの成約につながっていない工務店も実はたくさん存在します。

これはホームページから問い合わせをするお客様は実際にイベントに来る、具体的な相談のために来社するお客様よりも検討段階が初期の方であり、相見積もりなどになりにくい半面、時間もかかるし丁寧にフォローしないと離脱してしまう点にあると考えられます。

集客に成功するだけで満足するのではなく、さらにその先にある成約を見越してWebマーケティングをしなければなりません。

工務店が集客に成功するためのホームページの作り方

当然ですがホームページに人が来るだけではなく、最低でもそこから問い合わせが発生することで、はじめてWeb集客が成功したと言えます。

ホームページを閲覧したお客様に実際に問い合わせをして頂くためには、ホームページを通じて自社の魅力を伝える、お客様が問い合わせしたくなる・しやすい仕組みをホームページに盛り込んでおくことが必要となります。

そのためにはホームページ制作業者に任せっきりにするのではなく、自社の工務店・住宅会社としての魅力を考えて、どうすればお客様が喜ぶ情報を伝えられるのか、住宅のプロとしての視点が求められます。

Webサイト制作業者に依存しない

一般的にホームページには型があります。トップページがあって、会社概要、事業内容、ニュースページが…といったように一般的な会社を紹介するWebサイトの型どおりに制作するのならば安価な制作会社はたくさんあります。

ただし、それで本当にその工務店が持つ特有の魅力が伝わるとは限りません。設計事務所と連携してハイデザインな高級住宅ばかりを取り扱っているならば施工事例が重要になりますし、OB客を集めたイベントに力をいれている場合はOB会やお施主様の声などを紹介するページを作成した方が良いです。

こういったアイデアはWebサイト制作業者に任せっきりではなかなか出てこないので自社で率先して考えるべきです。

工務店の強みをコンセプトに反映させる

上記の自社特有の強みに関しては日頃工務店として活動している側の方が多くの情報を持っています。ただし、その強みに気づいていないことも多いです。

そういった場合はお客様に自社の魅力は何なのか質問したり、制作会社とディスカッションしたりして工務店の強みを発見、コンセプトに発展させていきます。

工務店の強み、推したいポイントさえ明確にすれば、そこからWebサイトのコンセプトや見せ方を決定するのは制作会社の方が長けていることが多いです。

お客様の「ペルソナ」を作る

ホームページを制作する際も、その後運用する際も大切なことはその工務店のお客様像を明確にすることです。お客様像を明確にすることによりホームページのデザイン・中身が明確になります。

さらに運用段階で何かキャンペーンを企画したり、新しいコンテンツを追加したりする場合もぶれないホームページ運用が可能となります。

そのお客様像は具体的であればあるほど尖ったWeb集客が可能となり、成果も挙げやすくなります。名前や生年月日、職歴やライフスタイル、家族構成、悩みなど「ここまでイメージする必要があるのか?」という位にホームページを見て欲しい具体的な人物像(ペルソナ)をイメージしてください。

問い合わせ獲得までの導線を作る

ホームページを見ていきなり電話するしかないというのはユーザーにとって心理的障壁が高いと考えられます。よって、顧客の心理的障壁をいかに下げて問い合わせを獲得するのかもホームページ集客における課題となります。

例えば、電話で問い合わせではなくメールで資料請求ができたり、オンライン見学会にエントリーできたりと直接営業されにくい、逃げやすいゴールを設定しておくことによりユーザーは問い合わせしやすくなります。

ホームページに来てユーザーがどのように問い合わせに至るのかをイメージしながらレイアウトを変更したり、問い合わせフォームを工夫したりしてみると問い合わせ率は高まります。

スマホで見やすいWebサイトを作る

ホームページといえばパソコンでの見栄えを気にするかもしれませんが、実際にはパソコンよりもスマートフォンで閲覧するユーザーの方が多くなります。よって、スマホで見やすいWebサイト作りを念頭に置くことが工務店のWeb集客においても重要となります。

また、スマホで見やすいことはユーザーの満足度を高めるだけではなく、Googleの検索エンジンでもスマホ対応したホームページの方が上位に表示されやすくなります。

工務店のホームページがスマホに対応しているかはGoogleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」でチェックできます。

コラム

アメブロなどではダメでしょうか?

ホームページ集客において自社オリジナルのホームページではなく、アメブロのようなブログサイトを活用すれば良いのではないかと言われることもありますがやめた方が無難です。

外部のブログポータルを利用すると、アクセス解析機能が不十分、コンテンツ管理・デザインの自由度が低いなどの理由から運営に支障をきたしやすくなります。
また、ユーザーの視点からもホームページが無く、ブログしかない工務店というのは不安だと考えられます。

近年ではWordPressといったホームページに埋め込めるブログシステムのようなサービスもあるので、これを使用することによってホームページで手軽にブログのように情報が更新できます。

工務店がホームページを運用する

自工務店のことを調べたユーザーで自社が存在することだけ確認できれば良いという場合はわざわざホームページを運用する必要はなく、作ったきりにしておけば充分です。ただし、ホームページを使って問い合わせを獲得したいのならば「運用」が必要になります。

運用といっても、やるべきことは大きく2つに分類できて、ホームページ内のコンテンツを充実させること、ホームページにユーザーを集客することだけです。

コンテンツを充実させる

ホームページ上に掲載されている、文章や画像、動画などユーザーの利益になる表現物のことを総称して「コンテンツ」と呼びます。特にホームページ集客の場合、掲載している文章コンテンツはSEO対策(検索エンジン経由でアクセスを獲得する方法)に大きな影響を与えます。

ホームページ内に会社ブログコンテンツを組み込んで定期的に記事をアップして中身を充実させ、ブログ記事経由(コンテンツ経由)でのアクセスアップを目指すと良いです。

工務店に求められる「コンテンツ」とは?

一般的な会社紹介などのコンテンツに加えてホームページ内のブログでは次のようなコンテンツを意識して作成すると、内容が充実します。

ブログに入れるコンンテンツ例
  • 工務店イベントの告知
  • 工事の様子
  • 研修・社員旅行などの様子
  • お客様の声・完成住宅引き渡し
  • お役立ち情報
  • 家が完成するまでのステップ
  • 良い工務店の見分け方・見つけ方
  • 希望に合った土地探しの方法
  • ローンや保険などの住宅にまつわるお金の話
  • コンセプト別の住宅選びのポイント
  • 部屋別・素材別の選び方のポイント
  • 住宅にまつわるライフハック情報
  • プライベートを見せる
  • ボランティア・地域貢献
  • 外部メディアへの露出

コンテンツの作り方

本格的にホームページ集客のためのコンテンツを制作する場合、キーワードのボリュームやユーザーの検索意図を想定してコンテンツを制作しますが、専門家のように手間暇をかけようとすると継続的に更新するのが億劫になってしまいます。

ユーザーのことをよくイメージした上で、「読者が理解できる、興味を持つようなコンテンツを制作する」ということだけ覚えておけば大丈夫です。

なお、工務店のための詳しいブログ記事(コンテンツ制作)の方法については「工務店のブログ記事の書き方~Web集客でお客様を集める~」を確認してください。

ホームページにユーザーを集客する

せっかくホームページ内に良いコンテンツがたくさんあって、見てさえくれれば問い合わせが発生する状態であってもお客様が見てくれないことには問い合わせは発生しません。コンテンツを充実させるのと並行して、ホームページにどうお客様を集めるのかも考えてください。

代表的な集客手段はSEO対策、MEO対策、SNS、Web広告の4種類です。

SEO対策

SEO対策とはGoogleやYahoo!などの検索結果からユーザーを集める手法のことを指します。Yahoo!はGoogleのアルゴリズムを使用しているので実質的には、どうGoogleの検索結果で上位になるようなコンテンツを用意するのかが問題となります。

ただし、検索順位の決定アルゴリズムは毎年何百回もアップデートされていますし、明確な基準をGoogleが公開していないのでテクニックによって攻略することはほぼ不可能です。

「ユーザーの役に立つコンテンツを掲載する」ことに注意した上で、最低限SEO対策で実施しなければならないことについて注意してください。

ユーザーの役に立つコンテンツを掲載すること

工務店の場合は基本的に「工務店に求められる「コンテンツ」とは?」の部分で挙げたコンテンツを中心に記事を充実させていけば大丈夫です。

また、ユーザー目線で考える際に大切なことは「検索意図」を読み込むことです。

検索意図とはそのキーワードで検索したユーザーは何を知りたかったのか?という意図のことを指します。

例えば、「浦安市 水回り リフォーム」と検索しているユーザーは浦安市で水回りをリフォームしてくれる業者を探していることがわかります。そして、こういったユーザーはリフォーム業者の具体的な社名、料金体系、口コミなどに興味を持っていると予想されます。よってこのような内容を満たした記事を掲載することによりユーザーの検索意図は満たされるので、検索エンジンでの評価は高くなると考えられます。

最低限SEO対策で実施しなければならないこと

Web上からコンテンツを発見、評価して特定のキーワードで検索したユーザーに提供する一連の流れをGoogleはロボットにより自動的に行っています。よって、コンテンツを作成する際にはロボットでも読みやすい文章作りを心掛ける必要があります。

次の7個のチェックリストをもとにコンテンツがロボットにも読みやすいものかを確認してください。

SEO対策7つのチェックリスト
  • 狙っている検索キーワード(注文住宅、リフォーム、リノベーションなど)がコンテンツ内に適度に含まれている
  • タイトル、説明文など本文以外の部分もきちんと入力されている
  • 見出しがきちんと階層構造になっておりキーワードが適度に含まれている
  • 必要に応じて図や表などユーザーの理解を促進する文章以外のコンテンツが含まれている
  • コンテンツに関連するホームページ内のコンテンツへリンクが貼られている
  • ニュース性の高い情報は、情報が新しくなるたびに更新されている
  • 意味もなく検索キーワードを羅列したり、コンテンツを盗用したりとユーザーの不利益になることをしない

MEO対策

MEO対策の例

多くの工務店は東京の工務店が大阪で住宅を建てることがないように小商圏でサービスを提供しています。そんな工務店に向いている集客施策として近年注目を集めているのがMEO対策です。例えば、上記の画像は江戸川区周辺で「住宅」と検索した際の検索結果の最上部の画像ですが、地図に建設会社、工務店が表示されて検索結果の一番上に表示されています。

この地図上の店舗情報は「Googleマイビジネス」という無料のツールを使用すれば自分でも編集できます。例えば、店舗の外観写真や営業時間、ホームページのURL、投稿される口コミなどへの返事を入力しGoogleマイビジネス上の情報を豊富にすることによってホームページにお客様を誘導することはもちろん直接マップ上の情報から店舗に相談に来ることも考えられます。

なお、「〇〇工務店」のような固有名詞で検索された際は、自社工務店の地図情報が表示される可能性が高いですが「注文住宅 相談」のように自社工務店のことを検索していない場合、地図上に表示される工務店はGoogleがマイビジネスの情報を元に決定します。この検索結果に表示されやすいように行う対策がMEO対策です。

MEO対策のポイントは店舗情報を正しく掲載することと、口コミを収集することです。

店舗情報を正しく掲載する

写真を見る限り入りにくい工務店である、営業時間が記載されておらずいつ住宅・リフォームの相談に行って良いのか分からないといった場合ユーザーはその工務店を避ける傾向にあります。

ホームページ上にこのような情報を記載することはもちろんのこと、Googleマイビジネスを使用してGoogleマップ上の情報も豊富にすべきです。

口コミを収集する

Googleマップの店舗情報には口コミが書き込めます。口コミでの評価が高く、件数が多いほうがGoogleマップで表示される際に有利になりますし、閲覧したユーザーも口コミがしっかりしている工務店の方が安心して問い合わせできます。

もちろんサクラを雇っての口コミはいけませんが、まだまだ工務店には普及していない手法なので仲の良いお客様に頼んで口コミを投稿してもらうだけでも競合の工務店・住宅会社と比較して多くの口コミを獲得できます。

SNS

SNSもホームページ集客において非常に有効なツールの一つです。

ただし、更新がないSNSは更新されないホームページよりもユーザーに不安感を煽ってしまうのでSNSを使用するならばホームページ以上に定期的に更新しなければなりません。そのため、複数のSNSを使いこなしたいところですが、まずは1つ多くても2つ、慣れても3つ程度までにした方が良いです。

LINE

LINEは8,000万人以上のユーザーが使用している国内でも最大のSNSです。「LINE for Business」という企業向けのサービスがあり、登録無料で企業のLINEアカウントを作れます。LINE内で新規集客するというよりは、ホームページを見たお客様や店頭に相談に来たお客様への相談窓口、日常的な情報発信のために使用することが多いです。

特に見学会や住まいの勉強会などのイベントを定期的に開催している工務店はプール顧客に情報発信をするためにLINEアカウントは作っておいた方が良いでしょう。

Facebook

FacebookのSNSとしての特徴は基本実名かつ居住地や経歴、趣味など細かい情報が登録されていることにあります。そのため広告を出す際も住んでいる地域や年齢、興味があることなどに応じて細かくターゲティングできるので広告の無駄打ちを防ぐことができます。

スタートした頃の使い方としては、企業の公式アカウントを無料で作った上で、細かくターゲティングしたユーザーに対してFacebook広告でFacebookページへのいいね!を集めてユーザーに定期的に接触するのが良いです。ページへのいいね!数などもブランディングの1つの要素になるため初めの頃は意識するようにしましょう。

またLINEほどユーザーは多くありませんが、定期的な情報発信、ユーザーとの個別のコミュニケーションとしても使用できます。

Instagram

工務店の場合は、住宅を建てているときの職人の様子、センスの良い部屋のコーディネート事例、温かみのあるイベントの様子といったように文字だけでは表現できない良さを数多く持っています。

こういったものは写真で表現する方が伝わりやすく、写真自体の魅力で集客できます。Instagramも他のSNSと同様にビジネスアカウントが作成できて広告も出稿できます。Instagramの場合は集客においてハッシュタグの付け方が重要となるので、他社の事例を参考にしながら集客できそうなハッシュタグを探してください。

その他工務店向けのSNS

上記以外のSNSとして有名なのはTwitterですが、気軽に宣伝できる反面どちらかといえば、エンタメ系が中心になっている、かなりの頻度でつぶやくことが一般的なことを考慮すると工務店が運営するには少しハードルが高いかもしれません。

他にも、RoomClipやHouzzといった部屋のコーディネートやインテリアの画像を共有する工務店集客に役立つ特化型のSNSもあります。SNSは栄枯盛衰が激しいので常時運用するのは3つ程度までに留めたうえで、色々なサービスをとりあえず触ってみるという心掛けが大切です。

Web広告

広告費に予算を割ける場合はWeb広告を活用すると良いです。Web広告はリアル系の広告より費用対効果を分析しやすく改善のPDCAが回しやすい傾向があります。最低でもリターゲティング広告、問い合わせ獲得に自信があるのならばリスティング広告、SNSをメインに集客したいのならばSNS広告を活用するのが良いです。

リスティング広告

リスティング広告の例

検索連動型広告とも呼ばれる広告で、GoogleやYahoo!などの検索結果画面の広告枠に文字ベースの広告が表示されます。Web集客においては主要な広告施策の1つでどのキーワードのどのような文章を表示させるかによって成果は大きく異なります。また、1クリックあたり何円という形での課金なので広告費に対して確実にユーザーがホームページに訪れます。

運用にはある程度の知識と根気、テクニックが必要となりますが、広告の利用方法についてたくさんの書籍が刊行されていますし、ネット上にも色々な情報があるので社内で運営することも可能です。広告運用を請け負う会社もあるので社内で使いこなすことが難しい、手間がかかる場合は適宜外注すると良いです。

リターゲティング広告

ホームページに来訪した、特定のページを閲覧したユーザーが他のホームページを閲覧している際に、そのページに広告枠に自社の広告を表示させる手法のことを指します。自動的にユーザーを追尾して広告を表示してくれて、全く新規のユーザーに広告を表示するよりはコストパフォーマンスが高くなる傾向にあります。

サイズ別に複数のバナーを作成して、Googleなどの広告システムでどのようなページを閲覧したユーザーに広告を表示するかを設定すれば簡単にリターゲティングができます。

SNS広告

SNS内でユーザーを集めるために広告を出稿できることもありますが、利用には注意が必要です。工務店の場合は商圏範囲が限られていますし、家を建てようという顧客層も全体の利用者の中でごくわずかです。ターゲットを細かく絞り込まなければ広告の費用対効果は悪化して、広告費が掛かる割にユーザーを獲得できないといったことになります。

ターゲティングを細かくできるSNSもしくは潜在的に住宅づくりやリフォームなどに興味があるユーザーの多いSNSで広告を出稿する方が良いです。

(上級者向け)ホームページ分析ツールを使いこなそう

ホームページを分析するためのツールとしては、ホームページへのアクセス数や閲覧ページ数、どういった経路で到達しているのかを分析できるGoogle Analyticsが有名です。特に最近では、Google Analytics 4 という最新バージョンのアナリティクスもGoogleから2020年後半にリリースされたので、これからサイトを制作される方やリニューアルされる方はGoogle Analytics 4 を設定することをお勧めします。(アナリティクス自体は無料で使えます。)

ホームページを制作会社に作ってもらった場合は、この設定もお願いしておいた方が良いです。また、簡単なので少しホームページ制作に関する知識があれば自分でも設定可能です。

これらの分析ツールを活用することにより、定量的に集客の成果が分析できて根拠のある集客改善が可能となります。

コラム

Web集客の専任担当者は必要なのか?

本格的なホームページ集客を実施するためには手間がかかりますし、さまざまな知識も必要となります。よって大きな工務店では専任担当者を雇って本格的にマーケティングを仕掛ける場合もあります。

ただし、小規模な工務店の場合それほどの予算を割くことはできません。よって低予算、リスクにならないようにホームページ集客をすることが必要です。
簡単なブログの更新といった業務であれば事務員にマニュアルを渡せばできますし、広告の運用を請け負う外注業者も存在します。集客全般をマネジメントして欲しいのならば、コンサルタントもたくさん存在します。

Web集客の専任担当者を雇って固定費を高くする位ならば、できそうな業務は社内で実行して、知識が必要な部分は適宜外注するといった方針の方がリスクは少なくても済みます。

ホームページ活用で工務店の業績は飛躍する

ホームページを活用することによって、これまで工務店がリーチできなかった様々な客層にリーチすることが可能となります。ホームページを公開しただけでは新規の問い合わせを獲得するのは困難ですが、少し運用することによってホームページ集客からさまざまなチャンスを獲得できます。

業績を上げたい工務店の皆様はチラシや見学会などの集客方法と並行してホームページ集客には必ず取り組みましょう。

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