X(旧Twitter)は月間4,500万人のユーザーが利用しているといわれています。
LINE、YouTubeに次ぐ3位の利用者数で、工務店集客に活用できるポテンシャルを秘めています。
本コンテンツでは、工務店におけるX(旧Twitter)の活用方法について紹介します。
- X(旧Twitter)の特徴
- X(旧Twitter)からお問い合わせを獲得するポイント7つ
本コンテンツの学習にかかる目安時間は5分〜10分程度です。
本コンテンツの目次
X(旧Twitter)の特徴
X(旧Twitter)は日本のアクティブユーザー数4,500万人の人気SNSです。
日本国内のアクティブユーザー数において、LINE、YouTubeに次いで、3位です。
X(旧Twitter)は以下の特徴があります。
30代以降の利用者も多い
Facebookは10台、20代の利用者が少なく、40代、50代のユーザーが多いと言われています。
一方でInstagramは10代、20代の利用者が多く、40代、50代のユーザーが少な目だと言われています。
X(旧Twitter)はちょうどその中間に位置する利用者層で、20代、30代のユーザーが多いSNSです。
そのため、ちょうど結婚したり、住宅の購入を検討したりといった年齢層のユーザーにリーチできる確率が高いSNSと考えられます。
参考:工務店のSNS活用術
匿名性の強いSNS
Facebookは実名制なのでリアルのつながり中心、InstagramもFacebookと連動していることが多いのでリアルなつながりが中心のメディアです。
一方でX(旧Twitter)は匿名で利用できるため、現実の人間関係とまったく関係ないアカウントとして運用していることが多いです。
特に趣味などの交流に使っているというユーザーも多く、そのようなユーザーはコミュニティに合わせて複数のアカウントを活用していたり、1日のうちXを見ている時間も多くなる傾向にあります。
情報の拡散力が非常に高く、サイクルも早い
いいね!やリポストといった機能があり、投稿の拡散力が高いのもX(旧Twitter)の特徴です。
そのため話題性のある投稿をすればXがSNSの中でも最も多くのユーザーにリーチできる可能性があります。
ただし、爆発的に拡散する可能性があるものの、ユーザーの関心事の移り変わりが非常に早いメディアでもあるので、一時期バズっただけではすぐに忘れ去られている可能性も高いです。
X(旧Twitter)から問い合わせを獲得する7つのポイント
工務店がX(旧Twitter)経由で反響を獲得するために気をつけたいポイントは次の7つです。
プロフィールをきちんと設定する
X(旧Twitter)のプロフィール画面は、以下の7箇所を設定できます。
プロフィールはSNSの顔になるため、信頼できる、その工務店らしさが伝わる内容に設定しましょう。
- ヘッダー画像(バナーとも呼ばれます)
- プロフィール画像
- 名前
- 自己紹介(最大160文字)
- 場所
- ウェブサイト
- 生年月日
ヘッダー画像は、その工務店らしいモデルハウスや施工事例など設定して視覚的にアピールすると良いでしょう。
プロフィール画像はロゴや、こちらも施工事例など、自己紹介文にはサービス内容を記載します。
場所は、本社所在地、ウェブサイトは会社ホームページや、サービスサイトを設定します。
また、最上部にはポストを固定することができるため、このポストでその工務店らしい施工事例の紹介やYouTube、Instagramなど他SNSの訴求を行うこともできます。
リポスト、いいね!したくなることを意識した投稿を行う
X(旧Twitter)の特徴はSNSの中でも拡散力が高いことにあるので、成果をあげるためにはリポスト、いいね!されやすい拡散力のある投稿を意識して書く必要があります。
もちろんただ奇抜なことをして炎上してリーチ数を増やすだけでは何も良いことはありません。
工務店の場合は住宅や住宅選び、ライフスタイルに関する投稿でユーザーが今まで知らなかった身近なことつぶやけば良いと考えられます。
もちろん、何が当たるかわかりませんし、同じようなことを投稿しても拡散するケースとされないケースがあるので量、質ともにこだわらなければなりません。
トレンド・ハッシュタグを活用する
いいね!やリポストによる拡散は一定以上フォロワーが存在しないと困難ですが、トレンド、ハッシュタグ機能を使用すれば少ないフォロワーでも投稿が多くのユーザーにリーチできる可能性があります。
ハッシュタグとは「#」から始める言葉の文字列で、例えば投稿に「#家づくり」と付け加えておけば、「家づくり」で検索したユーザーにその投稿がリーチできる可能性があります。
トレンドとはX(旧Twitter)がそのタイミングで人気となっているハッシュタグをランキング形式で紹介してくれる機能です。
住宅に関連するハッシュタグがトレンドに入っていた場合は、そのハッシュタグを使ってつぶやいてみると良いかもしれません。
投稿頻度は高めにする
X(旧Twitter)はリアルタイム性が重要なメディアなので更新頻度が低いXはユーザーにネガティブな印象を与えます。
また、せっかく獲得したフォロワーも投稿がほとんどなければフォローを外すかもしれません。
そのため、Xを利用する場合は投稿頻度を高めにした方が良いです。
短い投稿で工務店の様子などでも良いので週に数回は最低Xに投稿した方が良いです。
お客様とのコミュニケーションを大切にする
X(旧Twitter)はお客様とのコミュニケーションを重視するメディアです。
たまには自身や工務店の名前をX(旧Twitter)内で検索して、どのような言及があるかチェック、適宜投稿にコメントした方がユーザーとの距離感は縮まります。
また、自分の投稿へのお客様のコメントに対しては返信するようにするなどユーザーとのコミュニケーションは活発に行う方が良いです。
カードを設定する
カードとは、ポストに貼られたリンクURLの画像やページタイトルが表示される機能です。
通常URLをつけて呟くと、文字列だけが表示されますが、カードを設定することで以下のようにURLのアイキャッチ画像、ページタイトル、概要文が表示されます。
新しい屋根材の導入に向け、ハウゼコさんへ視察に伺いました!https://t.co/vXRWXLsY9O
— 楓工務店 (@KAEDE_KOUMUTEN) May 22, 2023
設定方法は公式ドキュメントをご確認ください。
個人アカウントとして運用する
X(旧Twitter)の場合、企業アカウントとしても運用するよりも、その工務店の社長や社員が個人的にやっているXの方がユーザーに好まれやすい傾向にあります。
よって、個人として社長や広報担当者が工務店の情報を伝えるのも良いです。
ただし、個人として運用する場合、コンプライアンス違反や炎上しかねない投稿が意図せずに発生するかもしれないので、会社として投稿のチェックが必要です。
X(旧Twitter)集客で工務店のファン客を増やす
実はX(旧Twitter)は日本で3番目に利用者が多いSNSで、これから住宅購入を検討するであろう30歳~40歳前後のユーザーの割合も多くなっています。
さらにSNSの中でも拡散力が高いメディアなので、コツコツと良い投稿をしていればいつかバズる可能性もあります。
本コンテンツで紹介した5つのポイントに気をつけて工務店マーケティングを成功させてください。
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