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ブログを書く人

Webマーケティングは工務店の集客においても有効な手段ですが、一定の専門知識が必要だけで社内の人材だけで取り組むのは困難です。ただし、ブログ集客であればWebに関する専門知識が無くても気軽に社内で取り組めます。工務店がブログで集客に成功するためのコツとネタについて紹介します。

工務店ブログの効果~集客以外にも~

工務店ブログには集客効果がありますが他にも投稿するコンテンツを工夫すれば、採用・顧客ロイヤリティアップ、ブランディングの効果も期待できます。工務店ブログの効果およびどのようなコンテンツを書けばその効果が期待できるのかについて紹介します。

集客効果~新規顧客をWebマーケティングで集める~

集客ブログを運営することにより、ブログ経由の新規顧客獲得が期待できます。ただし、住宅やリフォームの単価を考慮すれば衝動買いは発生しませんし、ブログから即見積もりを獲得できると期待はしない方が良いでしょう。

工務店のイベントなどに誘導して、そこから徐々に顧客のロイヤリティをアップさせ受注につなげてください。なお、工務店が行うべきイベントについては「工務店の集客イベント10選~具体例とマーケティング手法について~」も合わせて確認してください。

顧客ロイヤリティアップ効果~顧客との接点を作る~

すでに接点を持った顧客に対して定期的な情報発信をすることにより、工務店のことを身近に感じてもらう、商談を前に進めるロイヤリティアップ効果も期待できます。

例えば、家づくりに関するこだわりをブログで書いてみたり、従業員のことを身近に感じられるようにプライベートを開示してみたりと様々なコンテンツが考えられます。また、お客様の声を掲載して客観的に工務店の良さを伝えてもらうのも良いでしょう。

採用効果~顧客との接点を作る~

工務店ブログにはお客様を集めるだけではなく、そこで働きたいという従業員を集める効果も期待できます。近年は待遇だけではなくその会社の理念や社風、職場環境も就職において重要な要素となっています。

これらの要素は会社説明会だけでは伝わりづらく、社員旅行や研修などのイベントを写真と共にブログに蓄積して求職者に閲覧してもらうのが良いでしょう。

ブランディング効果~良いイメージを作る~

例えば、地域での清掃運動、見守り活動など工務店の本業以外にも何らかの地域貢献をしているならば、その様子をブログに掲載することにより公益性を持った良い会社だなというブランディングが可能となります。ブランディングには新規集客のように即時的な効果はありませんが、地道な工務店のブランド価値向上は新規集客、採用、資金調達などさまざま部分で良い効果が期待できます。

工務店ブログの書き方5つのポイント

ただブログを更新するだけでは、さほどの集客効果は見込めません。一般的にSEO対策と呼ばれるテクニックを使ってGoogleやYahoo!などの検索エンジンがアクセスを集めるのですが、SEO対策の専門知識が無くても次の5つのポイントを押さえるだけで一定の集客効果が期待できます。

キーワードを意識して文章を書く

ブログ集客において重要なのがSEO対策を意識したキーワード記述法です。例えば、「リフォーム」と一言も書いていない記事は、検索エンジンがリフォームの記事だと理解できないので、リフォームの検索結果のは表示されないし、読者も集まらないでしょう。

どのような検索キーワードで読者に来てもらいたいかを意識した上で、ブログのタイトルや記事のタイトル、コンテンツの中身にそのキーワードを散りばめてください。

特に工務店の場合は商圏が限られているので、地域名を入れることを意識した方が良いでしょう。地域名をタイトルや中身に入力することにより「(地域名) 工務店」といったキーワードで検索しているユーザーからのアクセスが期待できます。

同様の観点から、自社の特徴を示すキーワード(例えば、自然素材、一貫施工など)についてもブログ内にちりばめた方が良いでしょう。

SEO対策について

SEO対策とは、Googleなどの検索結果で上位表示させることを目的とした対策手法のことです。工務店のSEO対策について詳しくは「工務店向けSEO対策の基礎講座」をご確認ください。

より具体的にSEO対策について考える場合は「工務店のSEO対策における棟数規模別の戦略」も合わせてご確認することをおすすめします。

読者の知識レベルを想定して理解しやすい文章を書く

読者の知識レベルを想定して、難しい専門用語は使用しないでください。住宅を建てるのはおそらく人生で1回きりですし、ブログに来訪するユーザーのほとんどは初心者であると考えられます。そして、初心者は専門用語がちりばめられたブログを見ると理解できなくて途中で読むのを止めるでしょう。

難しい概念や聞きなれない建材を紹介したい場合は図を描いたり、写真と共に紹介したり、簡単な解説を入れたりと初心者でも理解しやすい記事づくりを意識してください。

ブログからの受注までの導線を意識して書く

ブログから問い合わせを獲得し受注などに繋げたい場合は、自分が読者ならどうすれば問い合わせに誘導できるかを考えてください。

例えば、いきなり見積もりに誘導するのは困難だから、まずは資料請求をした方が良い、相談会イベントに一度来てもらおうかなどブログから何に誘導するかは記事の内容と工務店がブログ集客に期待することによって変化します。

例えば、ブログで家づくりに対するこだわりを披露した場合

「最後に、弊社の家づくりに対するこだわりが詰まった完全無料のモデルハウス見学ツアーを開催しています。お電話やメールで気軽にお申し込みください」

といった一文を書くことにより、読者は次に何をすれば良いのか明確になり、何も書いていない状態よりも問い合わせ率アップが期待できます。

短期的な成果を期待せずに記事を書く

例えばチラシのような販促は配った瞬間から効果が期待できますが、ブログ集客はそのような効果は期待できません。コツコツと記事を更新して、ブログ内に記事を蓄積して、特定のキーワードでヒットする記事がブログ内に複数発生しないとアクセスは見込めないし、そこからの問い合わせも期待できないでしょう。

よって、今すぐの売上を工務店ブログで作ろうと思わずに、集客、ロイヤリティアップ、採用、ブランディングなどの観点を意識して長期的な視点からブログを更新し続けてください。

ブログの効果をチェックしてより良い記事を書く

ブログにどの位アクセスが集まっているのか、どのような記事が人気なのかについて分析した上で、読者の要望にあった記事を作成してください。ブログの効果を分析する機能は各ブログサービスによって異なりますが、「Googleアナリティクス」、「サーチコンソール」といったツールを活用すれば、ホームページ内のブログを設置している場合でも分析が可能です。

具体的な使用方法についてはネット記事からでも調べられますが、Webマーケティング、ホームページ作成の専門家に相談しても良いでしょう。

工務店ブログのネタ8選

集客ブログを運営するにあたって気をつけるのが更新頻度です。あまりにも更新頻度が開くと、「ブログの更新が止まっているけど、この会社はまだやっているのかな?」とユーザーに不安感を与えてしまいます。毎日更新する必要はありませんが、「3日に1回」「1週間に1回」など配信頻度を決めて無理のない範囲で運営した方が良いでしょう。

また、更新頻度を保つために障害となるのが、ブログのネタです。意識的にブログネタを探さなければ、あっという間にネタ切れで工務店ブログを更新できなくなります。工務店ブログのネタを8個紹介しますので、日常的にこれらの視点からネタ探しを行ってください。

マーケティングのためにタイピングする人

工務店イベントの告知

工務店イベントの告知や開催済みのイベントの告知は工務店ブログにおいて鉄板のネタです。特にイベントについては写真と共に概要を紹介してください。

イベント集客にブログを活用することにより、集客全体のコストパフォーマンス改善が期待できます。

工事の様子

ネタに困っている場合は、工事の様子をブログに掲載すると良いでしょう。(施主様の許可が必要な場合もあります。)

工事の様子にさりげなく、会社としてのこだわりや職人の親しみやすさを見せることによって顧客ロイヤリティアップが期待できます。

研修・社員旅行などの様子

大抵の場合、求職者はその企業を受ける前にインターネットで下調べをしています。求職者がブログをチェックしていることを想定して、真面目に研修を受けている様子や和気あいあいと社員旅行を楽しんでいる様子などもブログで紹介してください。

また、施主様に対しては「きちんと社員教育をしている」「雰囲気の良い工務店である」などの点もアピールできます。

お客様の声・完成住宅引き渡し

施主様の許可が出るのであれば、完成住宅の引き渡しの様子や、「なぜこの工務店を選んだのか」「完成した家を見てどのような気持ちなのか」を取材したお客様の声をブログに掲載してください。第三者から自社を推奨してもらうことにより、自社への信頼性が高まります。

住宅に関するお役立ち情報

住宅に対する助成金や優遇措置の情報などお客様にとって役立つ情報も工務店ブログに掲載すべきです。「住宅」そのものに対するお役立ち情報が無い場合は「すまい・生活」までカテゴリーを広げて家で過ごす際に役立つ情報を提供しても良いでしょう。

家が完成するまでのステップ

家が完成するまでには様々なステップがありますが、読者がそれを理解することにより依頼する際のイメージが明確となります。よって、読者目線での依頼から引き渡しまでのステップについて紹介してください。具体的な実例や写真などを交えて紹介した方が分かりやすく読者に家が完成するまでの様子を伝えられます。

良い工務店の見分け方・見つけ方

第三者的な視点から読者の要望別にどのような工務店に依頼するべきなのかを紹介してください。自社の売り込みだけではなく、公平な視点からの工務店選びの方法を紹介することにより読者に信頼性をアピールします。

希望に合った土地探しの方法

土地なし客を攻略するために希望に合った土地探しの方法も紹介した方が良いでしょう。例えば、信頼できる不動産業者の探し方、土地の購入にまつわる手続き・お金の話、災害に強い土地・弱い土地などのコンテンツが考えられます。土地探しからサポートしている工務店の場合はそういった旨もアピールすると良いでしょう。

ローンや保険などの住宅にまつわるお金の話

家を建てる際は、家そのものだけではなくローンや保険など住宅にまつわるお金の話も読者の関心事となります。例えば、年収帯・家族構成などによって毎月どの程度のローンが組めるのか、住宅保険の賢い選び方、住宅購入にまつわる減税制度、補助金の情報などが考えられます。

コンセプト別の住宅選びのポイント

子育てに適した家、ペットと一緒に住むための家、高齢でも安心して住める家といったコンセプト別の住宅の提案及び選び方のポイントについて紹介してください。コンセプトを紹介することにより、ユーザーはそれを基準に自分が建てたい家をイメージして具体的な行動に移しやすくなります。

部屋別・素材別の選び方のポイント

部屋別であれば子供部屋、キッチン、リビング、玄関など、素材別であれば床材、断熱材、壁材などの選び方のポイントを紹介してください。また、ユーザー目線での工法別のメリット・デメリットなども良いでしょう。

住宅にまつわるライフハック情報

電気代の節約のポイントや上手な収納の仕方といった住まいに関するライフハック情報も読者にとって有益です。特に地域に密着した工務店はそのエリアの住環境を交えながら、生活に役立つ知恵とそこから逆算される家作りのポイントについて紹介すると良いでしょう。

プライベートを見せる

従業員に対して親しみを持ってもらいたい場合は、その従業員の自己開示が必要です。特に営業担当のようにお客様との窓口になるスタッフはプライベートを少し開示すると良いでしょう。こうした情報を開示することにより、商談前から一定の親近感・信頼感を得て、商談をスムーズに進めやすくなります。

ただし、コンプライアンスなどの観点から内容については会社でチェックした後に投稿してください。

ボランティア・地域貢献

ボランティアや地域貢献をしている場合はその様子もブログで報告してください。過度に地域貢献アピールすることはかえって会社の品位を下げかねませんが、適度なアピールは必要です。

地域貢献アピールは工務店のブランディングにつながり、いたずらな価格競争回避にもつながります。

外部メディアへの露出

雑誌やテレビに取材されたなど外部メディアへ露出する際はその報告もブログで実施してください。外部メディアに取材されていることは工務店の信頼性を高める要素となりますし、自社のファン客も喜んでくれます。

長期的な視点でブログによるWeb集客に取り組む

工務店に限らずどのような業種・業態でもブログ集客で成果をあげたいのならば短期的な結果に囚われない長期的なブログ運営が求められます。ブログ集客はWebマーケティングの専門知識が無くても実施できて、新規集客を含めて複合的な効果が期待できる手法なのでぜひ取り組んでください。

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