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リフォームSEO

リフォーム会社でもWebマーケティングに取り組む企業が増えてきました。

一口にWebマーケティングと言っても様々な手法がありますが、長期的な取り組みが必要な代わりに販促費を掛けずに安定して問い合わせを集められる可能性があるのがSEO対策です。

本コンテンツではリフォーム会社のSEO対策について紹介します。

参考:リフォーム集客大全

本コンテンツで学習できること
  1. SEOの基礎的な対策の知識
  2. リフォーム会社がSEOを行う際のキーワードの選び方
  3. リフォーム会社が効果的なコンテンツを作成する方法

本コンテンツの学習にかかる目安時間は10~15分程度です。


本コンテンツの目次

SEO対策の基礎知識

SEO対策とは「Search Engine Optimization」の略称で日本語に直すと検索エンジン最適化となります。

検索エンジンとはGoogle、Yahoo!のようなインターネット上で調べものをするときに、検索キーワードを入力して、そのユーザーの興味に合致したWebコンテンツを表示してくれるサービスのことを指します。

そして、最適化とは、狙っているキーワードの検索結果で自社のコンテンツを表示させるための対策のことを指します。

例えば、札幌市のリフォーム会社であれば「札幌 リフォーム」で検索しているユーザーの検索結果に自社のホームページを表示させたいと思うのではないでしょうか。これがSEO対策です。

SEO対策の本質はユーザーに役立つ情報を提供すること

上記のような説明を見れば、SEO対策は何かWebに関する技術や知識が必要に思え、リフォーム会社が実施することが難しそうに思えるかもしれません。

確かにSEO対策にはWebに関する技術や知識を活用したテクニカルな手法がありますが、本質的に求められるのは情報の品質です。

検索エンジンは、利用者が「その情報が欲しかった!」と思えるコンテンツを検索結果に表示しないとユーザーの満足度は低下し、利用者が減少、ひいてはサービスからの収益も低下します。

そのため、ユーザーに役立つ情報を提供できるコンテンツを検索結果に表示させることは検索エンジンにとっても重要です。

過去さまざまなテクニックを活用したSEO対策が実施されていますが、テクニックで検索結果の上位に表示される割に品質の低いコンテンツが増えるにつれて、検索エンジン側もこのようなコンテンツの排除を行っているため、徐々にコンテンツとしてユーザーに役立つコンテンツしか、検索結果の上位に表示されにくくなっています。

リフォーム・リノベーション会社はもちろん住宅設備や住宅改修知識や経験は豊富なはずなのでこのような知識・経験をもとにユーザーの役に立つ有益な情報を提供することによりSEO対策で成果を上げることが可能です。

参考:工務店向けSEO対策 基礎講座

リフォーム会社がSEO対策を実施する上でのポイント

本質的には役立つ情報提供をできるコンテンツであるか否かが重要ですが、役立つコンテンツを提供するためにはつぎの3つがポイントとなります。それぞれのポイントについては後からも詳しく説明します。

キーワードベースでユーザーニーズを丁寧に分析する

ユーザーは検索エンジンに自分の興味・関心がある言葉を入力して、検索結果をチェックします。そのため、ユーザーが入力した言葉(検索キーワード)ごとに「ユーザーの役に立つ」ということを分析することは重要です。

また、ユーザーニーズが分かっても競合が多くて検索エンジンで上位に表示させるのが難しかったり、検索回数が多いわりにリフォームの問い合わせに繋がらなかったりすれば成果はでません。

SEO対策を行うことにより検索結果での上位表示が期待できそう、かつその結果問い合わせが発生しそうなキーワードを選定、その検索意図・ユーザーニーズを丁寧に分析してください。

キーワードに対応した役に立つコンテンツを作成する

検索意図・ユーザーニーズが分析できれば、それに対応した役立つコンテンツを作成する必要があります。「役立つ」ことはさらに次の要素に分解できます。

  • 専門家が知識・経験をもとに必要な情報を伝える「専門性
  • 最新の情報をきちんと伝えている「最新性
  • 内容を読んできちんと理解できる、分かりやすい「明確性
  • 知りたい情報を不足なく提供している「網羅性
  • 他のコンテンツにはない内容が盛り込まれた「独自性

検索ロボットがコンテンツをきちんと評価できるようにする

コンテンツを読むのは人間なので検索キーワードに対応した役立つコンテンツを提供できればユーザーの満足度は高まります。

ただし、検索結果にどの順位で表示させるかは検索エンジン側の検索ロボットがコンテンツを評価して決めるので、ロボットが内容を分析できるようにきちんとコーディングする必要があります。

素人がhtmlやCSSと呼ばれるWebサイトを作るための技術を習得してゼロからコンテンツをコーディングするのは困難ですが、近年はCMSと呼ばれるブログ感覚でコンテンツをきちんとコーディングされた状態でアップロードできるツールも存在します。

リフォーム会社が狙うべきSEO対策キーワードの見つけ方

リフォーム会社に限らずSEO対策を実施する企業にとって重要なのがキーワード選びです。キーワードを選ぶ際のポイントはビックキーワードをいたずらに狙わずにコスパの良さそうなキーワードを狙うことです。

日本では大きく分けてGoogleとYahoo!の2つの検索エンジンが使用されています。よって、これらの検索エンジンでどのような言葉が月間何回程度検索されているかを確認することが必要です。

専用のツールを活用することにより、調査したキーワードの1か月の検索回数、その他類似のキーワードなどが調査できます。

検索回数が多いキーワードは狙わない

ここで注意したいのが、これらの検査結果で検索回数が多いキーワードを調べてSEO対策をしてもおそらく成果が出ないということです。これには2つの理由があります。

1つは検索ボリュームが多いキーワードほど他のリフォーム会社も狙いがちということです。

特に「リフォーム」のようなキーワードはリフォーム会社の他にも価格比較サイト、リフォームマッチングサービス、全国系の大手リフォーム会社など資本力もSEO対策に掛けられる手間も豊富な企業も狙うので地場系のリフォーム会社が結果を出すのは非常に困難です。

2つ目の理由は、ユーザーのニーズがはっきりしないことです。「リフォーム」と一口に言っても古民家を大規模に修繕するようなリフォームかもしれませんし、あるいは廊下に手すりをつけるだけの簡易的なリフォームの可能性もあります。

また、とりあえず情報収集している段階なのか、今すぐにリフォーム工事をして欲しいのかもわかりません。よって、自社のサービスそもそもその人のニーズに合致しないといったことの発生確率も高まります。

検索キーワード回数が少なめの濃いキーワードを狙う

以上のことを踏まえて、特に地域に密着しているリフォーム会社・工務店の場合は、検索回数は少な目、でもお客様の意図が明確な濃いキーワードを狙うべきです。

「リフォーム」を狙うよりも「リフォーム 仙台」、「キッチン リフォーム クリナップ 格安」といったような2語以上の言葉が組み合わされた検索キーワードを狙うべきです。

今すぐ客よりも情報収集中の顧客を狙う

キーワードに対してさらに絞るならば、「今すぐ客」が検索しそうなキーワードよりも「情報収集中」の顧客が使いそうなキーワードをSEO対策では狙うべきです。

例えば、「リフォーム 札幌 格安」といった検索キーワードを使っているユーザーは、札幌で何らかのリフォームを価格重視で注文したい濃いユーザーだと考えられますが、このようなすぐに注文したいお客様はどのリフォーム会社も獲得したいのでリスティング広告に費用を割き、SEO対策にも手間を掛けるので成果を上げるのは困難です。

一方で「キッチンリフォーム メーカー 相場」のようなキーワードで検索しているユーザーは、キッチンリフォームには興味があるけれども、まだメーカーや相場を調べている最中なので、問い合わせをするのには時間がかかるし、もしくは調べるだけ調べて問い合わせはしないかもしれないので相対的に他企業も注力しません。

そのため、SEO対策にかける予算や手間が少ない企業であっても、こういったキーワードでは成果を上げられる可能性が高くなります。

リフォーム会社が狙うべきキーワード例

以上を踏まえてリフォーム会社が狙うべきキーワードをいくつかのカテゴリに分けてピックアップします。

地域系キーワード

<例>「リノベーション 大阪」「府中 リフォーム会社」「名古屋 キッチンリフォーム おすすめ」など

リフォームに関するニーズが読み取れるキーワードに加えて、地域名が含まれている検索キーワード。商圏が絞られているので、自社の商圏内の顧客に絞って対策しやすい。

お悩み系キーワード

<例>「浴室 寒さ対策」「バリアフリー 方法」「クローゼット 収納 コツ」など

生活の中の悩みの解決方法を探しているキーワードのことを指します。解決手段として必ずしもリフォームが選ばれるわけではなく、生活の知恵のような内容が中心になるかもしれませんが、こういった悩みから将来的にリフォームにつながるかもしれないので長期的にはSEO対策した方が良いキーワードです。

商品探し系キーワード

<例>「TOTO トイレ」「システムキッチン ランキング」「洗面台 最新」など

商品のカテゴリやブランドなどで人気や最新の商品を探そうとしているキーワードです。商品を調べている段階なので購買意欲はまだ高まっていない傾向もあります。ただし、欲しい商品が決まったらすぐ商品購入のステップに移行することもあります。

リフォーム会社というプロの視点からそれぞれの商品の良さを伝えられるので、内容をまとめるには手間がかかりがちですが専門知識が活かしやすいコンテンツでもあります。

価格系キーワード

<例>「外壁塗装 安い」「リフォーム会社 低価格」「浴室改修 相場」など

価格に関する言葉が含まれているキーワードのことを指します。価格について調べているので、具体的にリフォーム工事を検討している段階のユーザーも多いです。

ただし。価格について検索しているだけあって価格にシビアなユーザーも多く、リフォーム会社の価格帯次第では単価が合わず営業しても成約に結び付きにくいケースも考えられます。

リフォームに興味があるユーザーに役立つコンテンツの作成方法

対策するキーワードが決定したら、その言葉に対応するコンテンツを作成します。コンテンツを作成する際には「専門性」「最新性」「明確性」「網羅性」「独自性」の5つのポイントを押さえてください。

参考:リフォーム集客のためのブログの書き方

コンテンツ作成の際に押さえておきたいポイント⑴ 専門性

リフォーム会社として住宅や設備に対する知識や経験を活かしたコンテンツを作成してください。

専門的なコンテンツを作成する際に注意すべきなのが、自分たちの当たり前を基準としないこと、素人でもわかりやすい言葉で書くことの2点です。

自分達が当たり前と思っていても実はリフォームの問い合わせをする人からは目から鱗だった、先に話して欲しかったといった情報が意外とたくさんあります。

自分達の当たり前を基準で専門性を考えるのではなく、顧客が知っているか、顧客にとって有益かの観点からコンテンツの内容を決めてください。

また、一般消費者を相手にするのに専門用語ベースで書いている、前提知識を端折って素人が読むのは難しいコンテンツも良くありません。ある程度難しい話になることは仕方ありませんが、できるだけ顧客のリテラシーに合わせて専門的なリフォームの知識を伝えてください。

コンテンツ作成の際に押さえておきたいポイント⑵ 最新性

コンテンツが最新の情報であるかも重要です。

たとえば、システムキッチンの最新人気機種を紹介するといったコンテンツを作ったとしても、そこで紹介しているキッチンがすでに廃盤になったり、モデルチェンジして今は存在しない商品だったりすると情報として役には立ちません。

そのためコンテンツは定期的に見直して、適切なタイミングで部分的に修正を行いつつ、最新の情報を提供できるようにメンテナンスが必要です。

コンテンツ作成の際に押さえておきたいポイント⑶ 明確性

コンテンツの内容の伝え方に関しても、きちんと読者に伝わるように気を配る必要があります。

「専門性」の所で挙げた、ユーザーの知識に合わせて専門用語を使うといったこともポイントの一つですが、他にはユーザーの理解を助けるために適宜図表を使ってイメージをしやすくする、大事な所はマーカーを引いたり、文字の色を変えたりして強調するといったことも考えられます。

他にも文章の主語、述語の関係を明確にする、一文を短くするといった文章上の作法など細かいところまで数えればさまざまな工夫が考えられます。

コンテンツ作成の際に押さえておきたいポイント⑷ 網羅性

網羅性とは、ユーザーの検索キーワードを想定して、それに合致した内容を不足なく記載することを指します。

例えば「トイレ メーカー 比較」といったキーワードで検索しているユーザーにトイレメーカーを比較してそれぞれの特徴を紹介するコンテンツを作成するとします。

この場合、扱っているメーカーがTOTOやタカラスタンダードだけとすると、ユーザーはもう少し色々なメーカーについて知りたいなと思うかもしれません。そして、その結果、LIXLやパナソニックなど他のトイレメーカーの説明もしているコンテンツの方が満足度は高いかもしれません。

もちろん細かいことまで書きすぎると字数が増える、冗長になるといったリスクはありますが、キーワードから想定されるユーザーが知りたそうなことはコンテンツ内で満たす必要があります。

コンテンツ作成の際に押さえておきたいポイント⑸ 独自性

独自性とは自身の経験や知識に基づいたオリジナルの意見がコンテンツの中に含まれているかといったことを指します。

たとえば、住宅設備を紹介する際にお客様から生の声で頂いた各商品の評判や、リフォームのプロから見てどのような点に注意して商品を選べば良いのかといった意見が独自性に該当します。

もちろんすべて独自の意見であってもSEO対策で上表示を獲得できる可能性はありますが、どこのリフォーム系のコンテンツでも入っていそうな一般的な説明を網羅しつつも随所に独自の意見・解説を入れるといったバランスの取れた構成の方が良いでしょう。

SEO対策のためのコーディング

コンテンツをコーディングする際のポイント

コンテンツをコーディングする際に気を付けるポイントとしては次のような点が挙げられます。

  • タイトルに狙っている検索キーワードを含める
  • 見出しは、大見出し、中見出し、小見出しのような階層構造を意識してつける
  • 文章内の引用部分はきちんと引用部分であることを明確にする
  • ホームページ内をロボットが回遊しやすいように他のコンテンツへのリンクも貼る
  • 読み込み速度を上げるために画像のデータサイズを小さくする

CMSを活用してコンテンツを公開する

上記の他にもさまざまなコツがありますが、リフォーム会社から自力でコーディングするのは現実的ではありません。Web制作会社にいちいちコーディングを依頼すると費用が膨大になりますし、専用人材を雇って内製化するほどの作業量でもないからです。

そのため、SEO対策に取り組んでいる多くのリフォーム・リノベーション会社はCMSと呼ばれるツールをWebサイトに搭載して、社内でもコンテンツをアップできる体制を構築しています。

CMSとはContents Management Systemの略称で、ホームページのコンテンツを管理するためのツールです。端的にいえば、ブログのようにホームページの内容を更新できるシステムのことを指します。

代表的なシステムがWordPressというツールで、多くのホームページで採用されています。

CMSを活用することにより、正しい形でコーディングされたコンテンツをアップできます。

SEO対策とセットで取り組むべき対策

以上がリフォーム会社の取り組むべきSEO対策の概要ですが、問い合わせを獲得するためにセットで実施したいWeb対策がSNS対策とマップ対策(MEO対策)の2つです。両手法について説明します。

SNS対策

Instagram、Facebook、Twitterなどでユーザーに情報発信を行ってください。SNS対策を行う理由は、ユーザーは情報収集・問い合わせする会社選定の段階でその企業のSNSをチェックしている可能性が高いからです。

会社の雰囲気の良さ、仕事に対するこだわり、お客様へのリフォーム情報の発信、社会貢献・地域とのつながりといった要素をSNS上でアピールすることにより、好印象をもらえるようにしてください。

マップ対策(MEO対策)

近年重要になっているのがマップ対策です。たとえばGoogleで「リフォーム会社 沖縄」と検索すると、通常の検索結果とは別にGoogleマップに沖縄県のリフォーム会社がいくつかプロットされた状態で表示されます。この地図上でリフォーム会社として表示されるようにするのがマップ対策です。

マップ対策の方法はいくつかありますが、マップ上に一定以上のレビューを集めること、会社の情報を登録することなどが必要です。詳しくは工務店マーケ内の「工務店のMEO対策」をチェックしてください。

SEO対策でリフォーム会社の業績を向上させる

リフォーム会社がお金を掛けずに安定的に問い合わせをWebから獲得するために必要なのがSEO対策です。

SEO対策で成果をあげるためにはWebサイトに良質なコンテンツを充実させなければなりません。

良質なコンテンツを作成するためにポイントは、ユーザーの検索意図を分析してそれに対応したわかりやすいコンテンツを追求することです。

リフォーム会社のみなさまはぜひ本コンテンツを参考にSEO対策に取り組んでください。

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