新型コロナウィルスの流行に伴い、オンライン相談を実施する工務店は多くあります。
代表的なツールとしてはZoomが有名ですが、ツールごとに提供しているサービスには微妙に違いがあります。
本コンテンツでは、Zoom、Skype、Microsoft Teamsの3つのサービスの無料版についてどんな機能があるか紹介します。
- オンライン会議ツールの無料版で何ができるか
本コンテンツの学習にかかる目安時間は5分程度です。
Zoom
Zoomはは比較的通信が安定していると言われているオンライン会議ツールです。また、比較的メジャーであるため、使ったことがある人が多いというのも魅力的でしょう。
開催者はアカウントの作成が必要ですが、開催者以外の会議参加者はURLさえ共有すればアカウントもアプリもなしでブラウザから会議の参加が可能です。工務店がお客様と商談する際には、URLをメールなどで送れば完結します。
Zoomの無料プランでは、最大100人まで、40分間の会議の開催が可能です。40分を超える場合は、一度会議を終了させ、新しい会議を立ち上げることが必要です。
資料を映す「画面共有」の機能も利用可能です。また、無料版であっても録画が可能ですが、クラウドへの保存はできず自分のPCに保存する必要があります。
公式サイト:https://zoom.us/
Skype
SkypeはMicrosoftが運営するオンライン会議ツールです。
Skypeの注目すべき点は、無料版の1回の通話の上限が最大24時間と圧倒的に長い点です。会議の参加も自分を入れて100人まで可能です。つまり、商談で使うにあたり人数や時間を気にする必要がほぼありません。
開催者は、招待リンクを作成してお客様に送れば、お客様はアカウントなしでもブランザーから会議にアクセスできます。
会議中に資料の共有が可能で、通話の録画も最大30日間保存できます。
公式サイト:https://www.skype.com/ja/free-conference-call/
Microsoft Teams
Microsoft TeamsはOffice360を利用している会社であれば有料版を利用できます。
ここでは小規模ビジネス向けに提供されている無料版について解説します。
Teamsの無料版では、最大100人の参加が可能で、最大60分間の会議開催が可能です。
開催者が送ったURLから、工務店のお客様はアカウントなしでブラウザーから会議参加が可能です。
資料を共有する機能はありますが、残念ながら、無料版では録画はできません。
公式サイト:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/free-video-conferencing
無料オンライン会議ツール比較
ご紹介した3つのツールの無料版の機能をまとめると以下のようになります。
Zoom | Skype | Teams | |
参加人数 | 100人 | 100人 | 100人 |
会議時間 | 40分 | 24時間 | 60分 |
開催者以外のアカウント作成 | 不要 | 不要 | 不要 |
資料共有 | 可能 | 可能 | 可能 |
録画 | 可能 | 可能 | なし |
無料版の比較をするとSkypeがもっとも機能が充実しています。
無料版であればSkypeを、Office360を利用中の工務店はTeamsを利用するのが良いでしょう。